携帯型放射性核種分析装置
一般のγ線サーベイメータに適用されているヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレータに、独自に開発した信号復元技術を組み合わせることにより核種分析ができるようになりました。
従来のNaIシンチレータのエネルギー分解能は約50keVですが、本装置は分解能10keVで放射線源のスペクトルを測定・復元することができます。
軽量で携帯可能なため、測定現場で容易に核種を識別することができます。
主な仕様
エネルギー分解能 | 10keV |
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信号復元方式 | アンフォールディング応用演算法 |
信号復元精度 | ±10%以内(放射能強度の定量値) |
データ更新周期 | 約1~2秒 |
表示部 | タッチパネル式 4.5インチ(100mm×60mm) |
電源 | リチウムイオンバッテリ |
重量 | 検出プローブ 0.6kg、測定処理部 2kg(バッテリ込み) |